Dec 24, 2007

回想、クリスマスホリデイ。

最近、ある人のことを想い出しました。
それはクリスマスという習慣がある国で生まれ育った人のこと。
人称は「彼」だけど、私にっとっては「恋人」ではない。

物心ついて以降、私は人生の中でクリスマスを特別だと想ったことなんてなかった気がする。
キリスト教でもないのに、商業的なクリスマスなんてって思ってた。
だけど今年の私の気持ちは違ってた。

数年前、 彼が私と初めて出逢った年のクリスマス、彼は休暇で自分の国に帰国した。
次の年のクリスマス、彼は私に費用は全額出すから一緒に休暇で国に連れて行きたいと言って、私に彼の国に一緒に来て欲しいと何度も頼み込んできた。でも、私は行かなかった。
その次の年のクリスマス、彼は国に帰るタイミングを迷いながら、私と日本でクリスマスを過ごしてみたいといって東京に残った。

彼がクリスマスを本当に楽しみにしてるから、それを見ながら微笑ましくは想ったけれど、それでも私にとってクリスマスという日自体は決して特別な日にはなりえなかった。
だって、キリスト教じゃないんだもん。

だけど最近、何故か彼のことを想い出し、懐かしくなったのか、情緒不安定で寂しくなって、何を想ったのか、彼が国に帰っている間に毎日送ってきてくれていたメールを探して読んでみた。
別に特別なことを書いてる訳じゃないの。
ただ普通に今日は誰と会って、何をして、何処で何を食べて、このレストランは日本でいうところのこんな感じのレストランで・・・とか、そんなメールに感動して泣いちゃった。
当時は特に何とも想わずに、ちゃんと読んでいたのかさえ定かではないメールなのに。
クリスマス(のホリディシーズン)って本来は何かこういう暖かいものなんだって想って感動しちゃった。

何でもっと早くに気付いたりしなかったんだろう。
気付いてたのかな?ただ私が、人を粗末に扱っていただけなのかな。
もう忘れちゃったけど、、、

私の気持ちや愛情に関係なく、私のことを本当に過保護みたいに大切にしてくれた人達を祖末にして、傷つけて、それでも平気な顔して、一人自由に勝手気ままに生きていて、今頃失ったものの大切さっていうか暖かさをまた知った。

彼は今年のクリスマスも穏やかに幸せに過ごしているのかな、、、
そう想っていると、今年は自分の周りにいる人達と、宗教に関係なく世界中が穏やかで素敵な一日になることを心から願ってしまった。
毎日こんな気持ちで生きていられたらいいなと想う気持ちになった今年のクリスマスシーズン。

独り身の私は酔っ払っていなきゃやってられない周期に突入しました。
たまに訪れる自爆的な周期です。
最近また、自分で自分をやめたくなります。

日本は師走でも、休みが少ないし、クリスマスのホリディの習慣もないし、忘年会や新年会が一杯あるから難しいかも知れないけれど、みなさんは穏やかで平和な年末年始を。

私は自爆的な中にも何故か穏やかさを感じています。